プレミアリーグ19-20 控えGK番付
こんにちは、ショーです。
くっそ久々の投稿になりました。実を言うと、、、
ただのさぼりです。すんませんでした。(笑)
今まで、バルセロナのことについて書いていましたが、今回は自分が一番愛しているリーグ、”イングランド・プレミアリーグ”のことに関する記事を書いていこうと思います。
そして、フォーカスするのは、「控えGK」です。
リーグとしてのレベルがあがったなか、控えGKのレベルも相当大事になってきます。さらに、カップ戦もあり、試合数が非常に多いため、他リーグとは違って控えGKの出番も増えます。
そのため、各チームの控えGKの経験と能力というのも重要になってくるでしょう。
あと、純粋にこの記事を書いてみたかった、、、(笑)
それでは、全20チームの控えGK、見ていきましょう!!
(10点満点で評価 各選手の今季公式戦出場数と失点数、そしてクリーンシート数を掲載 参照:www.transfermarkt.com)
- 1、リバプール:アドリアン・サン・ミゲル
- 2、マンチェスターシティ:クラウディオ・ブラーボ
- 3、レスターシティ:ダニー・ウォード
- 4、チェルシー:ウィリー・カバジェロ
- 5、マンチェスターユナイテッド:セルヒオ・ロメロ
- 6、ウォルバーハンプトン:ジョン・ルディ
- 7、シェフィールドユナイテッド:シモン・ムーア
- 8、トッテナム:パウロ・ガッサニーガ
- 9、アーセナル:エミリアーノ・マルティネス
- 10、バーンリー:ジョー・ハート
- 11、クリスタル・パレス:ウェイン・ヘネシー
- 12、エバートン:マールテン・ステケレンブルフ
- 13、ニューカッスル:カール・ダーロウ
- 14、サウサンプトン:アンガス・ガン
- 15、ブライトン:デイビッド・バトン
- 16、ウエストハム:ダレン・ランドルフ
- 17、ワトフォード:エウレーニョ・ゴメス
- 18、ボーンマス:アルトゥール・ボルツ
- 19、アストンヴィラ:エルヤン・ニーラン
- 20、ノーウィッチ:マイケル・マクゴヴァ―ン
- 最後に
1、リバプール:アドリアン・サン・ミゲル
6.0 18試合出場24失点3クリーンシート
退団したミニョレの後釜として、昨夏ウエストハムからフリーで加入したスペイン人GK。バックアッパーの意味合いが強かったが、絶大的な正GKアリソンの負傷離脱があった関係で、予想よりも出番が多かった。ビッグセーブでチームを救う一方、足下は未熟で正守護神とは雲泥の差。さらに、ポカも少なくなく、安定感にも欠けるため評価は上がったり下がったり。その彼の評価を決定づけたのは、CLセカンドレグアトレティコ戦での、パスミスによる失点。チームの敗退を決めるミスによって、悪い意味で彼の評価は安定した。果たして、名誉挽回のチャンスはあるのか、もしくはそのまま汚点を残したまま終わってしまうのだろうか、、
2、マンチェスターシティ:クラウディオ・ブラーボ
6.5 16試合出場16失点4クリーンシート
バルセロナから加入以降、完全にエデルソンの控え扱いとなってしまったチリ人GK。上背がなく、肉弾戦ではほぼ勝ち目なし、さらに、エデルソンのようにカウンターの起点となれる鋭いキックが蹴れるわけでもない。反射神経の点でも衰えが見えつつある。ただ、EFLカップでは全試合先発し、見事優勝を果たしているため、一定の貢献はしたとみなしてもいいかもしれない。ただ、明らかにシティでのサイクルは終わりに近づいている。シティがもう一つ上のレベルに上がりたいのであれば、ブラーボをフレッシュかつ実力のある選手に置き換えるべきだ。
3、レスターシティ:ダニー・ウォード
6.0 4試合出場1失点3クリーンシート
アリソン加入でリバプールから弾き出された格好となり、レスターへ加入したウェールズ人GK。シュマイケルの控えであることは分かっていたが、ここまで露骨にベンチウォーマーになるのは意外だった。プレミアの中でも珍しい例だと思う。しかし、出場したカップ戦4試合で失点はわずか1。3試合をゼロで抑えるなど、相手が格下とはいえわずかな出場機会で上々の結果を残している。代表でも継続的に呼ばれており、実力に疑いはないはず。筆者の願いとしては、チャンピオンシップなどに移籍して十分な出場機会を得て欲しいのだが、本人の希望は如何に。(ちなみに契約は2022年まで)
4、チェルシー:ウィリー・カバジェロ
5.5 9試合出場14失点1クリーンシート
マラガで長らく活躍し、シティを経由してチェルシーにやってきたアルゼンチン人GK。正守護神ケパの不調によって、シーズン途中からスタメン出場が増えたが、ケパと何ら変わらず。であり、クリーンシートが一試合は物足りなさすぎる。判断ミスを見せる場面もあり、安定感があるとは言えない。出番が与えられたCL(バイエルン戦)とEFLカップ(マンチェスターユナイテッド戦)の大一番でも敗戦。FAカップのリバプール戦に至っては、ベンチに追いやられる始末(チームは勝利)。チャンスを与えられたが、ランパード監督の信頼を勝ち取るプレーは見せられなかった。彼ももう38歳。契約も今季限りであり、チェルシーでの時間はもう終わりを迎えつつあるといっても過言ではない。
5、マンチェスターユナイテッド:セルヒオ・ロメロ
8.0 14試合出場3失点11クリーンシート
長く控えを務めるアルゼンチンGK。結論からはっきりと言わせてもらう。彼がプレミアリーグイチの控えGKであり、最も過小評価されている。上の数値を見ても圧巻だ。彼は今季ELでレギュラーを任されており(9試合中7試合先発)、今までの失点はわずかにひとつ。FAカップでは、今までの全4試合全てクリーンシートを達成している。ユナイテッドは、ここまで安定感があり信頼のおけるGKをベンチにおけることを誇りに思うべきだ。にも関わらずEFLカップ準決勝のシティ戦2試合では、なぜかデヘアが先発、しかもチームは敗退した。ロメロが出ていればまた違った結果になっていたかもしれない。デヘアの移籍話やディーン・ヘンダーソンの復帰話が盛んにされている。筆者の提案は、デヘアを高値で売り、ヘンダーソンがビッグクラブの空気に慣れるまでの間で、短期的なオプションとして正守護神に据えることだ。もしこれ以上出場機会が与えられないのであれば、ロメロこそ移籍を考えるべきだ。デヘアの後ろにいることは、非常にもったいないぞ。
6、ウォルバーハンプトン:ジョン・ルディ
6.0 6試合出場4失点3クリーンシート
ノーウィッチで活躍し、2シーズン前にはウルブスの一部昇格に大きく貢献したイングランド人GK。正GKにはポルトガル代表の絶対的守護神が君臨しているため、ほぼノーチャンス。しかし、出場した試合ではベテランの力できちんと守備をまとめ上げ、大崩れすることもまずない。控えとしては中々優秀な部類に入る。さすがはイングランド代表まで上り詰めた実績の持ち主と言ったところだろうか。ただ、契約が今季限りであるため、このまま残るかどうかはわからない。
7、シェフィールドユナイテッド:シモン・ムーア
5.0 3試合出場5失点0クリーンシート
3部時代には43試合に出場して2部昇格に貢献したが、今ではもう完全に2番手扱い。ユナイテッドからローン中のディーン・ヘンダーソンがセンセーションを巻き起こしている状況じゃ、後ろに追いやられるのも致し方ないか(最近はベンチ外だが、怪我なのかな?)。正直に申し上げると、シェフィールドは今季から見始めたので、ムーアのプレーは見たことないし、印象も薄い。スタッツだけ見て判断するならば、平凡な控えGKという印象である。今季限りでヘンダーソンは古巣に戻るとみられているため、彼がレギュラーに返り咲くのだろうか。堅守を売りにするチームなだけに、GKがイマイチであれば大崩れする気もするが果たして、、
8、トッテナム:パウロ・ガッサニーガ
6.5 25試合出場33失点5クリーンシート
前監督ポッチェッティーノの愛弟子で、昨シーズン途中から2番手を務めるアルゼンチン人GK。守護神ロリスの長期離脱もあり、予想よりも多くの試合でゴールマウスを守った。ロングシュートのセービングでは強さを見せる反面、キャッチング等に難があり、不安定さは否めず。「ロリスだったら、、、」と思わされるシーンも多々あり、今シーズンのチームの低迷を象徴するような存在のひとりと言っても過言ではないだろう。新監督モウリーニョが今後ガッサニーガをどう扱っていくのかが気になる。
9、アーセナル:エミリアーノ・マルティネス
7.0 11試合出場13失点5クリーンシート
GK界のレジェンド・チェフの引退後、二番手へと昇格したアルゼンチン人GK。EFLカップのリバプール戦では5失点とボコボコにされたが、トータルで見れば約半分の試合を無失点で終えるなど、そこそこの結果は残している。ただ、予選全試合出場していたELでは決勝トーナメントから急にベンチに。チームも結局敗退となり、本人としてはすごく悔しさが残るだろう。残る見せ場はFAカップのみ。ここで結果を残したら評価も高まるだろう。プレミアの中堅であればレギュラーを狙えるだろうから、移籍してほしいのが筆者の本心ではある。
10、バーンリー:ジョー・ハート
4.5 3試合出場7失点0クリーンシート
昨シーズン出場機会を求めてシティから完全移籍で加入したイングランド人GK。結局、絶不調によってレギュラーはく奪。今季も完全にポープの控え扱いとなってしまった。二つのカップ戦で出番が与えられるも、失点を重ねいいところなくフェードアウト。もう32歳になり、契約も今シーズンまで。さらにバーンリーは、北アイルランド代表の若手GKピーコック・ファレルを獲得しているため、このままバーンリーに残る可能性は低いだろう。もう一花咲かせられるような場所を見つけてもらいたい。シティ&イングランド代表の元守護神の復活に期待。
11、クリスタル・パレス:ウェイン・ヘネシー
5.5 4試合出場5失点1クリーンシート
守護神グアイタを陰から支えるウェールズ人GK。かつてフランス代表のマンダンダが来た時でもレギュラーは譲らなかったが、グアイタには負けた。今季の失点数の少なさを見れば、致し方ないところもあるだろうが、、。カップ戦でも早々に敗退したため、彼の出番はもうなさそう。その代わりウェールズ代表ではまだ主力。それだけに、同じウェールズ代表GKのウォードとクラブで同じ控え扱いというのは、本人も気にするところかもしれない。もしかしたら新天地移籍も、、?
12、エバートン:マールテン・ステケレンブルフ
4.0 出場なし
夏に獲得したレスルがハダースフィールドに帰っていったから、結局二番手に戻ったオランダ人GK。エバートンでは、イングランド代表GKのピックフォードがカップ戦も含む全試合で先発しているという相当な偏り様なので、このベテランGKにチャンスが来ることはほとんどない。まあベンチにいてくれればそれだけで安心できる心強い存在といったところだろうか。今年で38歳。これから衰えていく一方だろうからキャリアの終焉も時間の問題だろう。
13、ニューカッスル:カール・ダーロウ
5.5 5試合出場6失点1クリーンシート
一時期はレギュラーも張っていたイングランド人GK。圧倒的な安定感と実力を誇るドゥブラフカの存在によって彼が付け入るスキはもうなさそう。ただ、レギュラーを任されているFAカップでは今のところ順当に勝ち上がっているので、ある程度の出番はもらえそうな感じだ。契約は今シーズンまで。おそらく二部のチームに行けば主力扱いさせてもらえそうだし、本人が今後どういう判断を下すか気になる。
14、サウサンプトン:アンガス・ガン
5.5 13試合出場29失点3クリーンシート
シティ所属歴があり、世代別の代表経験もあるイングランド人GK。今季開幕当初はレギュラーの位置にいたが、セービング面や足下の不安定さは否めず失点も多い。しかも、第10節のレスター戦で9失点での敗戦を喫してしまったことにより、完全にレギュラーの座はマッカーシーの手に。マッカーシーがレギュラーを務めてから、3失点以上の試合はひとつだけ。かつチームも上り調子となったため、ガンとしては悔しいだろう。次のイングランド代表正GK候補としても期待されるだけに、復調が待たれる。
15、ブライトン:デイビッド・バトン
5.0 4試合出場6失点0クリーンシート
昨年からブライトンの控えGKを務めるイングランド人GK。ロングシュートに強いという特徴があるが、総合力では正GKライアンに遠く及ばず。カップ戦でも格下相手に失点を喫して敗戦しており、やはり二番手以上の力を期待することはできないだろう。ただ、信頼は置けそうなGKなので、彼の存在は小さくはないだろう。
16、ウエストハム:ダレン・ランドルフ
5.0 3試合出場6失点0クリーンシート
GK問題が噴出したウエストハムへ久々の復帰となったアイルランド人GK。守護神ファビアンスキの怪我、代役のロベルト、マーティンのポンコツさによって冬に緊急補強となったが、先発した試合で良い結果を残すことはできず。結局ファビアンスキの復帰と同時にベンチへ追いやられた。まだまだ契約は残っており、来季以降も残ることが濃厚だが、彼自身控えとしての待遇を受け入れるのか気になるところだ。
17、ワトフォード:エウレーニョ・ゴメス
5.5 3試合出場3失点1クリーンシート
PSVやトッテナムで長く活躍し、代表経験もある大ベテランのブラジル人GK。フォスターの控えとしてずっとベンチに座り、出番はEFLカップ3試合のみ(FAカップはバッハマンがスタメン、すでに敗退)。そのうち2試合はキャプテンマークを付け、特に大崩れしたという印象もない。レギュラーを張れるほどの力はなくなったが、精神的支柱としてチームに与える影響は大きいだろう。引退後のセカンドキャリアにも興味が湧く。
18、ボーンマス:アルトゥール・ボルツ
4.0 出場なし
セルティックで長く守護神を務めた大ベテランのポーランド人GK。カップ戦ではマーク・トラバースが全試合出場しているが、プレミアでは全試合でベンチ入りしているのを考慮して今回はボルツを取り上げた。彼も40歳であり、選手というよりは正GKラムスデールとトラバースの教育係兼チームの精神的支柱としての意味合いが強いと感じる。契約は今季までで、おそらくチームを去るだろう。
19、アストンヴィラ:エルヤン・ニーラン
5.5 8試合出場14失点2クリーンシート
昨年からヴィラに所属しているノルウェー人GK。このチームもGK問題に悩まされているが、現在の状況を見るとニーランが二番手にふさわしい。プレミアではさほど結果を残せていないが、途中からゴールマウスを任されたEFLカップではなんと決勝進出に貢献(決勝でシティに敗戦)。このせて意外な活躍にファンからの信頼を取り戻しつつあるようだ。果たして完全にレギュラーの座を奪い取ることはできるのだろうか。
20、ノーウィッチ:マイケル・マクゴヴァ―ン
4.5 3試合出場8失点0クリーンシート
フェーアマンの半年での退団によって自動的に二番手となった北アイルランド人GK。代表では定期的に呼ばれているが、レギュラーとして起用するのはあまりにも不安。主力にクルルがいればなおさらだ。出番が回ってきたヴィラ戦でも5失点するなど結果も芳しくない。ノーウィッチでの通算クリーンシート数も54試合でわずか3。出番を求めるなら移籍が妥当だろう。
最後に
プレミアリーグ全20チームの控えGKを見ていきました!!!
こうやって見ていくと、控えにも実力差があったり、様々なタイプがあったりと、意外と多種多様でおもしろかったですね。
こういうニッチなところに注目していくのもなかなか良いことです。
最後まで閲覧ありがとうございました!!次の記事もたのしみにしていてください!!
さようなら~~~